こんにちは!シッターのNakasatoです。
前回の記事で数値規制について触れました。
7/10には環境大臣、環境省動物愛護管理室長、衆議院議員の方々が集まり検討会が行われます。
また委員には法律家の方、動物に関連する研究者の方、獣医学博士の方などが名を連ねています。
この検討会で、採用される法案が大筋で決定してしまいます!
もう時間がありませんが、検討会に参加される関係者の方々に少しでも想いが届けば…と思ってハガキを7枚出してきました。
(本当は10枚購入したのですが印刷ミスにより3枚が出せない状態に…😨)
現在出されている数値規制の法案がこちら(犬)
最低でも議連案もしくは連絡会の案が通ってほしいですね。
問題なのが「犬猫適正飼養推進協議会」が会長兼ペットフード大手メーカー副社長の石山氏が提出した法案。
その法案を簡単に説明した画像がこちらです。
「高さ=体高の1.3倍 幅=体高の1.1倍」
「こんな小さなケージに閉じ込めて飼ってOKですよ。運動はさせなくてOKです。」
というふうにしましょうと言っているんです。
(Instagram @nyansuke1016 様から画像をお借りしています)
普通に立っただけで頭とお尻がケージにぶつかっています。体の向きを変えることもままならない。
こんなケージに何時間も閉じ込められる猫たち、犬たち。一体どれほどのストレスでしょうか。
これを法律的に認めようと言っているんです。
仮にもペットに関わる業界から出された法案だなんて信じたくありません。
「ケージが小さければ限られたスペースでもたくさんの繁殖動物を飼うことができ、その分子犬や子猫の頭数が増える。したがって繁殖業者は儲かり、ペット用品の売上が上がる」という考えなのでしょう。
朝日新聞の運営する動物関連情報サイト"Sippo"に掲載されている記事
これこそが、現行の動物愛護法で具体的な数値を示していないために起こったことです。
1.ケージは最低でもこのくらいの大きさを使いましょうね
2.一人の従業員が世話をしていいのは何頭までにしましょうね
3.誰でも繁殖業者になれるのではなく、免許制にしましょうね
などと具体的に取り決めをして、違反した業者を取り締まれるようにしようというのが今回の数値規制なんです。
この記事の中で、すべての決定権を握る小泉環境大臣は
「皆さんと共有している思いは、劣悪な環境で飼育しているような業者にレッドカードを出せるということ。それを数値化できるものは数値化する。必ずしも数値化がなじまないものについても、定性的な基準を作っていく。皆さんの思いが少しでも反映されるよう努力していきたい」
とコメントしています。
小泉さん、その言葉に嘘偽りはないことを願います。
少しでも、心無い人間によって苦しむ動物が減りますように。
もしこの記事を読んで心を動かされた方がいらっしゃいましたら、記事のシェア、環境省へのメール1通、ハガキ1枚で構いません。
アクションを起こしてください。
⇨続報:【数値規制】検討会が行われました
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