UA-131213754-1 Column:猫ちゃんのフード、何を基準に選んでますか?🍚
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  • 執筆者の写真PINO

Column:猫ちゃんのフード、何を基準に選んでますか?🍚

更新日:2019年11月9日

こんにちは!シッターのNakasatoです😸


突然ですが、猫ちゃんのごはん。

何を基準に選んでいますか~?

・CMや雑誌などの広告でよく知っているメーカーかどうか?

・猫ちゃんの好みのごはんかどうか?

・お値段は手頃かどうか?

どれも大切なことだと思います。


今日もご飯が待ち遠しいのニャン(ぺろり)

シッターであり飼い主の私はPINO社長とNyami顧問のご飯を、大きく分けて以下の基準で選んでいます。

①猫にとって必要なものは入っているか?

②猫にとって不必要なものが入っていないか?

この2つです。


そしてここからは私がキャットフードを選ぶときに大切にしている5つのポイントをご紹介します。

この記事は皆さんが普段猫ちゃんに与えているドライフード(総合栄養食)のパッケージを片手に読み進めて頂けるとわかりやすいと思います。


まずはパッケージの成分表示にある「原材料名」を見てください。

原材料名は分量の多いものから順に記載されています。

ですから、始めの方に書かれているほどその原料の含まれている量は多くなります。


1.最初に「穀類」がくるフードではないこと

①で挙げた「猫に必要なもの」のうち、一番必要なもの。

それは動物性タンパク質(肉、魚などのタンパク質)です。

「犬は肉食でしょ?じゃあ猫は…うーん」という方も多いかと思いますが、猫こそ完全肉食と言われているのです。

(それに対して犬の食性は「雑食」と言われています)


動物性の良質なタンパク質を摂らなければならず、植物性のタンパク質の消化吸収が苦手な猫の体にとって、大量の穀類は不必要なものです。

しかもコーングルテンミール、ホミニーフィードのような飼料は人間の食べ物をつくる過程で作られる副産物でしかありません。

ではこのような穀物は何のために入れられているのか?

それは人間側の都合でしかありません。


・メーカーは低価格な原料でかさましをすれば利益追求できる

・良質な肉(魚)を入れなくても植物性タンパク質でタンパク質の不足を補ったかのように装える

どちらもコストカットができ、安く販売することができるからです。


ちなみに、全く穀物を使用していないフードは「グレインフリー」と呼ばれます。


※適量であれば、玄米などの食物繊維豊富な穀物は便秘予防のために摂らせてもいいと思っています。


2.最初に「○肉」と書かれている

「チキンミール」や「ミートミール」「家禽ミール」の表示は一見して肉の一種のように見えますが、厳密に言えばそうではありません。

「牛肉(ビーフ)」「ラム肉」「鶏肉(チキン)」と断言できない曖昧な表記のものは、私たちの知っている肉ではないのです。

ここで詳しく説明せずとも「チキンミール」と一言入力して検索すれば、それがいかに恐ろしいものなのかはネット上のあらゆるサイトで取り上げられています。

ご存じない方はぜひ、この言葉の意味を一度調べてください。


※サーモン、ニシンなど魚を主原料としたフードもありますよ!


3.着色料不使用

私達人間は、赤、緑、黄色のキブル(フード粒)に新鮮なお肉や野菜を連想します。

しかし猫にとって色とりどりのフードには何の意味があるのでしょうか?

赤色3号、黄色2号、青色1号は見栄えを良くし、テレビ(CM)映りを良くし、飼い主の購買意欲を掻き立てるためだけのものです。

猫の健康にとって不要であることは明らかですよね。


ちなみに、同じ添加物でも酸化防止剤は自然由来のものなら必要だと思っています。

フードの酸化は鮮度を大きく低下させ、たちまち高品質なフードさえも低品質なものに変えてしまうからです。


4.原材料が少なくシンプル

今手に取られているフードの原材料名は、何種類書かれていますか?

なんだかよくわからないけど色々ごちゃごちゃと書かれている?

そんなフードは少なくありません。

たくさんの栄養素を添加しているフードは、それだけ「栄養のない肉や野菜を使っている」と言っているのと同じです。


ただし、キャットフードにはビタミンAなどのビタミン類やナイアシン、タウリンなどのアミノ酸類は必ず添加されます。

これらは猫にとって必須栄養素(猫の体内では生成できない)だからです。


私は原材料はできる限りシンプルで、食材で勝負しているフードを与えたいと思っています。

ちなみに現在与えているフードには14種類の原材料名とが書かれています。


5.私も食べてみたいかも!と思えるフード

もちろんキャットフードを食べよう!とは思いませんが、私たちが口にすることのできないようなものを家族である愛猫にあげたいでしょうか?


私は「ミートミール、家禽ミール、コーングルテンミール、青色○号…」などと書かれているものははっきり言って食べたくありません。

「鶏肉、玄米、白米、フラックスシード、チキンレバーオイル…」などと書かれているフードはなんだか私も食べられそうな気がするくらい高品質なので愛猫に与えています。


このように人間が食べるのと同じ品質の食材で作られているものは「ヒューマングレードのキャットフード」と呼ばれます。


いかがでしたか?

ご自身で普段与えているフードと見比べてみて、なにか気が付かれることはあったでしょうか?

ここまではすべて私の主観ですが、この5つのポイントを基準にすると残念ながら(CMや広告でよく見る有名な)国産フードのほとんどがダメです。

なんでも「国産」と聞くと良質なイメージがありますが、ペットフードに限っては必ずしもそうではありません。

(もちろん国産食材を使用した良質なフードもたっくさんありますよ!)

ヨーロッパ産のフードと比べるとその差は一目瞭然です。


そしてこの基準で選ぶようになって最初に気づいたことがあります。

「良いフードって臭くないんだ!」ってことです😂笑

(以前あげていたあまり良くないフードはどれも臭いがきつかったのです…)

皆さんの与えているフードのにおいはどうですか?


ぼくたちの健康は飼い主の皆さんのフード選びにかかっているのニャ~

もちろん猫ちゃん1匹1匹には体質や好みがあって、合うフードも違うと思います。

飼い主さんおひとりおひとりにもフード選びの基準やこだわりがあると思います。


ですからこれが絶対正しい!と言うつもりはないのですが、

猫ちゃんのフード選びに自信のない方は、いくつか参考にして頂けることがあればなぁと思います💘


人と同じように猫の体も、食べたもので作られていることを忘れずに。

ずっと健康でいてもらうために、もう一度キャットフードを見直してみましょう😸✨


※あくまで個人的な意見です。療法食やアレルギー対策フードについては書いていません。※特定のペットフードメーカーや商品を批判するための記事ではありません。

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