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  • 執筆者の写真PINO

FIP治療薬としてのGS445124

こんにちは!PINO社長です。


突然ですが、皆さまは猫伝染性腹膜炎(以下、FIP)という病気をご存知でしょうか。 猫の多くがもともと持っていて、通常は特に悪さをしない「猫コロナウイルス」が強毒化することで「FIPウイルス」と呼ばれるウイルスに稀に突然変異し、致命的な症状を発現させるものです。




症状は抗生物質に反応しない発熱、食欲不振、体重減少などに始まり、ふらつき、痙攣、貧血、嘔吐、下痢など多岐にわたります。

このウイルスは1歳未満の子猫や若い猫に多く、病原性が非常に強く、進行が早ければ発症から数日~1ヶ月ほどで致死率はほぼ100%といわれています。


こんなに恐ろしい病気ですが、日本では2023年2月現在まだ認可されたワクチンがありません。

確定診断も難しく、有効な治療法や薬もないため不治の病とされてきました。


予防法としては、

・ストレスを貯めさせないこと

・トイレや生活環境のこまめな掃除

・アルコールや次亜塩素酸での消毒 


等が有効といわれていますが、どんなに気をつけていても一度発症してしまうとなんの手立てもない…

そう考えられてきました。


FIPに治療薬が?

ある日SNSを見ていると、海外の猫ちゃんの動画が目に飛び込んできました。

普段はなんの気なしにスクロールしてしまうところですが、キャプションには以下の様なことが書かれていました。


「The vet told us that there is no hope for our fur baby and we should euthanise him. The vet told us that the disease (FIP) is deadly and there is no medication against FIP. But we decided not to give up. We owe it to My cat to protect him.

So we found a Facebook group that claimed that there is a medication called GS441524(But not approved unfortunately).

We decided to start that treatment as we had nothing left to loose.

And He slowly recovered! FIP is no longer a fatal disease!


獣医の先生は、FIPは致死性が高く治療薬がないこと、治る希望はなく安楽死させるほかないと言いました。でも、私たちは諦めませんでした。私たちにはこの子を守る義務があるのです。

私たちは「FIPの特効薬として(無認可ではあるものの)GS441524と呼ばれる薬がある」と言うFacebookグループを見つけました。

失うものは何もない、そう思い早速その薬での治療を始めました。

すると、彼はゆっくりと回復し始めたのです!

FIPはもう不治の病ではありません!」(意訳。間違っている箇所があったらすみません)


海外では既にFIPの治療薬が知られているとは、全くの初耳でした。

私の中でも「FIPは治らない病気」という認識が強くあり、動物系資格の(現在取得に向けて勉強中なのですが)教科書にもそう書かれていたので、驚いたとともに知識は更新していかなければならないなと反省しました。


「GS445124」で検索すると、日本の獣医さんによるブログなどの情報も多数見つけることができ、既に導入なさっている病院もちらほら見受けられます。

猫の飼い主としては大変心強いです。


GS445124は通称「モルヌピラビル」で、人間のコロナウイルスの治療薬として開発されたことで一時期ニュースになっており名前だけは聞いたことがある、という方もいらっしゃるかも知れません。

(※猫コロナウイルスと人間のコロナウイルスは無関係です)


※GS445124はインターネット上で偽物が多く出回っており、動物病院さんでも注意喚起が出されています。健康被害が出る恐れもありますので、自己判断で購入せずかかりつけの獣医さんとよくご相談ください。


動物医療の進歩がめざましい海外でも認可が降りていないということで、日本で認可が下りるのは少し先になるかも知れませんが、猫ちゃんとその家族の一縷の望みになることは間違いなさそうですね。

FIPの治療薬が広く知られ、一匹でも多くの猫ちゃんの命が助かることを祈っています。

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